支え合いの地域づくりの種をまき続ける人々

JA信州うえだ
セミナーを受ける受講者
セミナーを受ける受講者

~上田の「安心の地域づくりセミナー」23年の運動から学ぶ~
長野県上田市の東部に位置する神川地区、豊殿地区、神科地区では、地域住民が協力し合い、「安心して暮らせる地域づくり」を目指す取り組みが23年間にわたり続けられている。
令和6年度第25期「安心」の地域づくりセミナーは、地元JAも事務局となり、11月22日より来年1月14日までの間、全6回にわたりJA信州うえだ豊里店2階会議室で開催する。メインテーマは「安心」の地域づくり活動の実践から学び、これからの住みやすい地域を共に創ること。
11月22日、第2回目の講義が行われ、テーマは「私たちの暮らしと社会保障」であった。講師には、日本文化厚生農業協同組合連合会の代表理事理事長、東公敏氏が務めた。
今回の講義では、地域づくりにおける社会保障の重要性について語られた。特に、医療や介護の制度がどのように変わってきたのか、またそれが私たちの生活にどのように影響を与えているのかを考える機会となった。東氏は、地域の皆さんから学び、共に考えることが重要であると強調した。
セミナーではグループワークも行われ、参加者からは「とても参考になった」「若い世代にもこのセミナーに参加して欲しい」「認知症基本法があることなど知らなかった」「助けてと言える地域にしていきたい」といった感想が寄せられた。参加者は、セミナーを通じて得た知識や情報を地域に持ち帰り、実践していくことを誓った。

MENU