11月26日と12月2日に木曽町の福島小学校で米作り体験をして収穫したお米の調理実習を行い、JA木曽の職員と女性部員も参加した。
米作りはJA木曽が行った食農の取り組みで、組合員から借りた水田で6月の田植えと10月の稲刈りを行い同校の2年生と5年2組の児童合わせて44人が参加した。11月26日の5年2組の調理実習では、うるち米で塩むすび、焼きおにぎり、ライスコロッケ、おはぎを作り味わった。メニューは児童が話し合って決め、レシピはグループごとに調べた。おはぎは、うるち米のご飯に片栗粉をまぜることでもち米を使用したような食感になり、実習に参加した同JAの女性部員も「うるち米のおはぎがおいしくてびっくりした。手伝うどころか子どもたちに教えてもらった。」と喜んだ。
12月2日の2年生の調理では、塩むすびと児童が石うすで大豆を引いて作ったきなこをまぶしたおはぎを作った。
児童たちは、米作りを体験したあと給食のごはんもよく食べるようになったとのこと。
JAは食農を通じた地域住民との交流の機会を増やしたい考えだ。