次年度に向けて キク専門部反省会

JA佐久浅間
表彰を受ける井出さん(右)
表彰を受ける井出さん(右)

JA佐久浅間花き専門委員会キク専門部は11月25日、佐久市の佐久グランドホテルで反省会を開いた。部会員やJA関係者、市場担当者ら39人が出席。2024年度の生産販売実績や課題を振り返り、次年度に向けた取り組みなどについて協議した。
JAの24年度の販売数量は、前年度比で輪菊14%減、小菊6%減、スプレー菊60%減で、全体では14%減だった。5月の遅霜や6月からの高温など、栽培管理に苦労した年となった。
市場担当者は「生産量が減少している中、主要産地への期待は高まっている。気象への対応は難しいが、伝統ある産地として1本でも多く出荷してほしい」と呼び掛け、産地の維持・発展と安定出荷を求めた。
24年度の出荷実績表彰も行い、出荷量や品種、秀品率などを基準に9人を表彰した。輪菊の部ではシーズンを通して最も秀品率が高かった生産者に贈られる出荷数量500ケース以上の部の優秀賞には、佐久市の井出英昭さん、500ケース未満の部では、同市の桃井龍太郎さんが選ばれた。その他の受賞者は次の通り。
輪菊の部▽優秀賞(品種別部門)=会津好吉(佐久市)、飯森勝時(佐久市)、井出和廣(佐久穂町)、▽功労賞=佐藤博(佐久穂町)▽検査員賞=箕輪研次(佐久市)▽新人賞=大塚喜八(佐久穂町)▽小菊の部 優秀賞=相馬善太郎(佐久市)

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