最高位に岡村賢治さん/JA佐久浅間一番うまい米コンテスト

JA佐久浅間
金賞の岡村さん(一列目中央)と受賞者ら
金賞の岡村さん(一列目中央)と受賞者ら

JA佐久浅間と同JA米穀専門委員会は11月30日、御代田町のエコールみよたで「第6回一番うまい米コンテスト」を開いた。151点の応募から、最高位の金賞に佐久市の岡村賢治さんの「特別栽培米コシヒカリ」が選ばれた。
佐久地域の水稲生産者の知識と技術、意欲などの向上とともに、地域住民においしい米の産地として改めて認識してもらう機会として2019年から開催している。
11月上旬に行った1次審査で、穀粒判別機による整粒、着色粒などの形質を測定し、食味分析器でタンパク質やアミロースなどの評価値を算出して20点を選出。味度メーターによる2次審査で味度値を算出して5点を選んだ。30日の最終審査で自治体の首長やJA常勤役員、米穀専門委員会の役員、食味鑑定士ら14人が食味審査で外観や香り、味、粘りなどを評価した。
金賞の岡村さんは「夏の暑さなどで品質の維持・確保がとても大変だったが、この結果で苦労が報われた。この賞を励みに来年はもっとおいしい米を作りたい」と受賞の喜びを語った。
JAの髙栁利道組合長は「佐久地域の米は評価が高く、生産者の熱意を感じる。どの米もとてもおいしくて甲乙付け難かった。これからもおいしい米を生産してほしい」と話している。
また、今回からの企画で地域住民においしさを知ってもらおうと「金賞は誰だ」と題し、最終審査の米を試食し金賞を予想して投票。50人が参加し7人が的中。同JAの望月高原ヨーグルトセットをプレゼントした。
金賞以外の受賞者は次の通り。
▽銀賞=小林剛(佐久市)▽銅賞=小林豊(佐久市)▽入賞=信州あさしな99部会(佐久市)、髙栁宗光(佐久市)▽御代田町賞=土屋義雄(御代田町)

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