第7回上伊那チャンピオンふじ品評会 地元支所祭で展示

JA上伊那
展示された「チャンピオンふじ」を楽しむ地元住民
展示された「チャンピオンふじ」を楽しむ地元住民

JA上伊那営農経済部は11月22日、「第7回上伊那チャンピオンふじ」品評会を箕輪町のJA上伊那果実選果場で開いた。今年はサビ果や裂果の発生、カメムシの影響が大きかったものの、管内各地から12点が出品。出品されたリンゴは23日に開催された、同町にあるJA箕輪町支所の支所祭で展示され、訪れた多くの地元住民が見て楽しんだ。
品評会は上伊那地域のリンゴ「サンふじ」の知名度向上や販路拡大につなげることが目的。昨年までは同選果場のみの展示だったが、今年は支所祭に展示することで生産者だけでなく幅広い地域住民に上伊那産リンゴをPRした。
審査は、JAとJA全農長野の担当職員3人が県のうまいくだもの審査基準に準じた。審査員は着色状況、サビや日焼けなどの軽欠点、玉揃いなどを目視で確認。事前に選果機で計測した糖度や、重量などで総合的に評価した。
審査員は「今年は気象条件が厳しく、例年に比べ出品数は若干少なかったが、果実の大きさや着色などしっかり揃えられていた。生産者の管理と選別の苦労がうかがえた」と講評した。
表彰は、4月に開かれる上伊那果樹部会定期総会で行う予定。

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