夢あわせの会 介護予防講習会開催

JA松本ハイランド
介護予防体操を実践する参加者
介護予防体操を実践する参加者

JA松本ハイランド助けあいネットワーク「夢あわせの会」は11月27日、松本市のグリンパルで会員研修「介護予防講習会~フレイルの基礎知識と予防体操~」を開催し、会員22人が参加。静岡県のJA共済中伊豆リハビリテーションセンターの加納彰課長からフレイル(虚弱)予防と腰痛・膝痛予防について学んだ。
加納課長は「フレイルとは健康と要介護状態の間のことを指し、予防することで元気な状態に戻ることができる。口腔予防や筋力トレーニングを取り入れることが効果的で、なかでも一番大切なのは家事などの役割りを持って毎日体を動かし、社会的な活動や人との繋がりを持ち会話をすることが予防に繋がる」と話した。また、女性は転倒・骨折・関節疾患が要介護の原因となることを強調し、予防対策として腰痛・膝痛のストレッチの方法を学んだ。島田貴美子会長は「今後も会員同士の繋がりや活動を通して、交流を楽しみながらフレイルの予防に繋げてほしい」と期待した。
同会は組合員と家族、地域住民が助け合い活動を行い、安心して暮らせる心豊かな地域づくりを進めるため、1998年に設立。JAが掲げる「人と自然の夢あわせ・食と農を育み、笑顔あふれる地域をみんなで実現する」を目指し、高齢者への積極的な支援と助けあいの仲間づくりを地域に広げている。
夢あわせの会は現在会員を募集中。詳細は組合員文化広報課まで。TEL0263-88-1232。年会費1,000円

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