農業機械・資材大商談会 タイムセールや資材ミニ講習会を初実施

JA信州諏訪
最新の農業機械が多数並んだ農業機械・資材大商談会
最新の農業機械が多数並んだ農業機械・資材大商談会

JA信州諏訪は11月22日と23日、原村のJA原村花き共選所で農業機械・資材大商談会を開いた。15分間限定のタイムセールや農業機械豆知識や資材ミニ講習会なども初めて実施。最新の農業機械・資材の売り出しと豊富なイベントで会場は大盛況だった。
商談会は毎年この時期に行っている。トラクターやコンバイン、田植え機、管理機など100台ほどを用意。肥料や農薬、ハウス資材や育苗システム等各種資材も並んだ。
初実施のタイムセールは、JA農機センターの「物価高騰下でも、より良い商品を少しでも安価で販売したい」という思いで企画。両日で刈払機やチェンソ―など4回開催した。また、農業機械豆知識講習会・資材ミニ講習会は、組合員への有益な情報発信が目的。JA全農長野によると商談会で行うのは、県内JAでは目新しい取組みとのこと。
22日は、多くの組合員・地域住民が訪れ、職員やメーカー担当者から商品の特徴を聞いたり、実際に操縦をしてみたりしていた。
タイムセール1回目の刈払機は即完売。農業機械豆知識では、メーカー担当者がトラクターやロータリーの作業時注意点や日常点検方法を説明。資材ミニ講習会ではJA全農長野担当者が、バランスの良い土づくりのための土壌分析と土壌診断処方箋の見方などを解説した。
茅野市の男性(45)は「管理機が古くなり扱いづらくなってきたので購入を検討したい。他にもいろんな催しを見て回りたい」と話した。
23日は、メーカー担当者がトラクターのセルフメンテナンス講習会を実施。「資材ミニ講習会」では農薬メーカーが、2024年に管内全域で発生した斑点米カメムシの発生動向とその対策を説明した。
富士見町農機センターの清水浩明基幹農業機械センター長は「商談会は毎年、多くの方にご好評いただいている。今年はまた新たな企画を設けて実施できた。今後も農家とのつながりを大切に事業展開していく」と話した。

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