JA松本ハイランド女性部の有志らが自ら育てた農産物を軽トラックなどの荷台に積み込み、対面販売をする「軽ットラ市」が11月23日、今期の最後営業を。松本市南松本にある同JAグリンパルの駐車場で実施。今年も、5月以降、毎週土曜日に新鮮な野菜をたくさん積んだ軽トラックで営業を行ってきた。
軽ットラ市で販売した全ての農産物は、同JAに栽培管理日誌を提出し、農業生産工程管理(GAP)に取り組み栽培した。毎年オープン前には、生産者全員が同JAの栽培講習会を受講し、安全・安心への対策を徹底して行っている。新鮮な農産物が安価で手に入るとあって、毎年楽しみに訪れる常連客も多い。
最終日は、セルリーやリンゴ、白菜、キャベツ、大根などを販売。旬の農産物が山積みの軽トラックの周りには大勢の来場者が集まり「今日で最後だからたくさん買ってかなくちゃね」「毎週土曜日楽しみにしていたよ。来年も会えるの楽しみにがんばるよ」など今期の営業終了を惜しんでいた。
軽ットラ市運営責任者の矢島牧子さんは「今年一年お客さんとのふれあいを一番大切に活動してきた。その結果、最終日にこんなにたくさんの方に来場していただきとてもうれしく思う。来年も安心安全な農産物をみなさんにお届けできるよう頑張りたい」と意気込んだ。