金沢小学校収穫祭 稲作体験の1年間を締めくくる

JA信州諏訪
つきたてのお餅をほおばる児童ら
つきたてのお餅をほおばる児童ら

茅野市立金沢小学校の5年生22人は11月19日、同校で稲作体験の収穫祭を開いた。収穫したもち米で餅をつき、皆で食べた。作業の思い出や関係者へ感謝を発表する場も設け、1年間を締めくくった。
JA信州諏訪茅野中央支所は同校の稲作を支援。指導に携わった矢島喜久雄さん・知子さん夫妻ら地元農家、JA役職員、JAとゴールドスポンサー契約を結ぶサッカーJ3松本山雅FCの上條功輝さんが招かれた。
児童は交代できねを持ち、矢島さん夫妻に教わりながら餅をついた。きな粉、あんこ、ごま、砂糖醤油で味を付けた餅を頬張った。
食事後は、1年間の作業写真を大画面に映し出し、児童が思い出を発表した。
児童は「皆で作ったお餅はいつもよりとてもおいしかった。稲刈りが大変だったけど楽しかった。農家の人の気持ちもわかった」と話し、笑顔を浮かべた。
矢島喜久雄さんは「皆の発表を聞いて、1年間応援してよかったと思った。稲作体験は一生の思い出になると思う。周りへの感謝も忘れずにいてほしい」と呼びかけた。

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