青年部とJAが懇談、事業運営に反映

JAながの
意見を交わす青年部員とJA役職員
意見を交わす青年部員とJA役職員

JAながの青年部連絡協議会は11月19日、長野市のJAながの本所で青年部とJA役職員との懇談会を開いた。同役員12人とJA営農関係職員6人が出席し、農業振興方針や今後の取り組について意見交換をした。青年部からの要望では、「青年部として加入するメリットは何か。担当技術員が頻繁に圃場に出向けるように業務改善をしていただきたい」と意見が出た。同JA宮澤清志組合長と営農・経済担当常務理事の小池宏明常務は、「青年部員は地域の大きな担い手。JAに対して積極的に意見を言ってほしい。」「青年部を中心とした若手生産者がJAを使っていただけるような施策も検討したい」と話した。また、連絡協議会の堀内直樹会長は「今回の懇談会では盟友が日頃抱えている課題を出し合い、青年部とJAが共有することが大切。また各ブロックでは部員が増えないという課題が多いが、ブロックを越えて交流することで親睦を深め、広報を積極的に行う中で各自がメリットを見出して加入していただければありがたい。そして活動と広報を繰り行っていくことが大切でJA職員にも協力していただきたい」と話し、JAへの要望を伝えた。 
今後青年部ではブロックを超えた交流が図れるよう剪定講習会や1月に上越市「上越あるるん村」で店頭即売会を行う計画だ。 この連絡協議会は、仲間づくりや学習、農政対策活動を通じて、所得の増大と生活・社会・経済的地位の向上を目的とし、各ブロックの青年部長・副部長・青年部代表で構成されている。令和6年度部員総数は251人。 

MENU