茅野市のJA信州諏訪茅野北部支所は11月20日、同市の湖東小学校1年生20人とチューリップの球根を植えた。2025年4月に開花予定で、新1年生へ入学祝のプレゼントとして贈る考え。今後は児童が栽培・管理を行い、生長を見守る。
この取組みは支所花育活動の一環として、2021年度から行っている。2024年度は同校のほか、JA茅野南部支所が同市の泉野小学校で行う計画だ。
この日は、職員5人が参加。JAファーム茅野店から赤、黄、白、ピンクの花が咲く球根を手配した。児童は、職員支援のもとプランター1個につき球根4個ずつ植えた。プランター12個ができあがり、ジョウロで水をあげた後、昇降口に飾った。
児童からは「大変だったけど楽しかった」「新1年生のためにかわいいチューリップを育てたい」などの感想が寄せられた。
茅野中央支所の折井康彦地区統括所長は「チューリップの生長過程を見守りながら、今年の春に2年生からチューリップを贈られて嬉しかった気持ちを来年の1年生にも繋いでいってほしい」と願った。