JA松本ハイランド山形支所は11月19日、山形村立山形小学校3年生児童の社会科見学を受け入れた。同JA根菜共選所に児童ら76人が訪れ、同校の児童が3学級ずつに分かれて見学した。
ベルトコンベアに載ったナガイモを同施設職員が形や大きさを出荷規格に沿って手際よく仕分けし箱詰めされていく様子などを見学した。
その後、児童たちはナガイモを夏場にも販売するための低温冷蔵庫へ足を運んだ。5℃に保たれた庫内に積み上げられたナガイモを前に「天井までナガイモが積みあがってる」や「夏にきたら涼しそう」など目を輝かせながら学んだ。
見学終了後は、説明した内容のクイズと農産物出荷用の段ボールの種類をあてる「段ボールクイズ」に挑戦。児童たちは、楽しみながら地域の特産のナガイモについて学びを深めた。
施設を案内した同支所営農生活課長兼根菜共選所長の小原太郎所長は「ナガイモは生のほかに、揚ても、煮ても、焼いてもおいしい。腸を整えて病気に強い体をつくるのでいっぱい食べてほしいし、健康でいてほしい人にぜひみなさんから勧めてほしい」と呼びかけた。見学した児童は「普通では見る事の出来ないプレミアムな場所を見学することが出来てうれしい。おいしいナガイモがたくさんの人の手で届けられているんだと思った」と話した。