虹のホールふじみで初めての写経体験 まごころ込めて般若心経を書写

JA信州諏訪
集中して写経に取組む参加者
集中して写経に取組む参加者

JA信州諏訪の子会社「株式会社あぐりライフ信州諏訪」葬祭センターと長野エーコープサプライJA葬祭諏訪は11月17日、富士見町の虹のホールふじみで初めての写経体験会を開催した。15人が参加。同町の瑞雲寺の根田泰聖住職を招いて写経の心得を教わった後、願いを持って般若心経を書写した。
両社では、葬祭事業のPRを目的にかりん虹の会会員や組合員・地域住民を対象にさまざまなイベントを開いている。
この日は、全国曹洞宗青年会の写経用紙を使って行った。根田住職は、写経は自分の心を映し出す鏡であると説明。「上手下手でなく、1画1画まごころを込めて書いてほしい」と伝えた。
参加者は1時間ほど集中して書き進めた。書き終えた参加者は先祖への思いやお祈り、願いごとを書いて、最後に自身の名前を記した。
富士見町の女性(46)は「写経をするのは初めて。自分に集中する時間をつくることができてよかった」と充実した様子だった。
根田住職は「忙しい毎日を過ごされていると思うが、経を読んだり写経をしたりすると、自身と向き合うことができ心と身体が整ってくる。今日の体験が、皆さんの心のリセットの一助になればうれしい」と話した。

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