JA支所でパープルライトアップ 「女性に対する暴力をなくす運動」をアピール

JAみなみ信州
取り組みをPRする松川支所職員
取り組みをPRする松川支所職員

松川町のJAみなみ信州松川支所は11月12日から11月25日、18時から21時まで支所入口を紫のライトで照らす「パープルライトアップ」を行っている。これは松川町と松川町女性団体連絡会が男女共同参画企画として取り組む「女性の対する暴力をなくす運動」に賛同した取り組みで同支所では2年目。同JAとしても中期計画に男女共同参画の促進を掲げる中、継続した取り組みが必要として今年もライトアップしてPRを行っている。
同支所では12日に支所入口をフィルムを使って紫にライトアップし点灯を開始した。また支所内に同運動のポスターやリーフレットを設置して取り組みのPRを行っている。同支所の古瀬聖史支所長は「男女共同参画をすすめるJAとしてもこの活動に賛同し視覚的に訴え地域住民の理解を広めたい。昨年ライトアップしたことで興味も持ってくれた人もいた。継続することで少しでも取り組みが広がっていくよう協力したい」と話した。
同町内の参加施設ではライトアップの他にもコーナーを設けるなど活動をPRしている。松川町役場生涯学習課の大澤達也係長は「町内での活動が広がりは大変ありがたい。町全体で取り組むことでまずは活動を知ってもらい、暴力などで悩んでいる方の希望の光になればうれしい」と話した。
同運動は内閣府の取り組みの一環で、平成13年から毎年11月12日~25日の2週間、同運動を実施している。同町では女性に対する暴力の根絶のシンボルであるパープルリボンにちなみ、紫色にライトアップするパープルライトアップを呼び掛けている。全国でも広がりをみせているこの活動は今年全国で449箇所、県内では6箇所でライトアップを行っている。

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