JAみなみ信州青年部第1ブロック上郷班のメンバー6人は14日、飯田市の上郷なかよし保育園年長園児31人と同地区にある同班が管理する畑でジャガイモ「デジマ」の収穫を行った。同JA上郷支所職員3人も作業に協力した。
同班が管理するこの畑は有休農地を活用した取り組みとして、春はサニーレタス、秋にはジャガイモを栽培し同JA上郷支所職員や同園園児と作業を通じて交流を続けている。
この日園児は畑に横一列に並び、同班メンバーの補助を受けながら子供の手の平ほどある大きなジャガイモを次々と掘り起こしていった。「大きいのがとれた」「カレーにして食べたい」など歓声をあげながら30分ほど収穫を楽しんだ。
同班の横田寿幸代表(40)は「生育が心配されたが無事収穫でき安心した。子どもたちは元気に作業をしてくれ楽しく交流ができた。今後もできる限り活動を続けていきたい」と話した。
同保育園年長担任の初崎知香先生は「青年部の皆さんは丁寧に接してくれ、子どもたちがのびのび楽しそうに作業している姿を見られてうれしい。農や自然に触れ合う貴重な機会を提供いただきありがたい」と話した。
この日収穫したじゃがいもは園児が家庭へ持ち帰るほか、11月23日に行われる同支所の収穫感謝祭でトルネードポテトにし販売する。