JAあづみ花き専門委員会は8日、JAあづみ資材倉庫内で第45回花き品評会ストック部門審査会を開いた。
品評会には管内生産者が59点のストックを出品し花き専門家が入賞作2点を選出した。
品評会は管内の花き園芸事業の総合的発展振興を期するため、花き生産物を一堂に展示し商品性の追求と栽培技術の向上を目指し、優良花き栽培農家を表彰している。
審査においては比較審査としその中から優れた物を選出する。県農業技術課、松本農業農村支援センター、全農長野の5人が草姿や形状、病害虫による被害の有無がないかなどを審査した。
JA営農経済事業部農産課によると、昨年同様に夏場の猛暑や残暑の影響により、高温障害や病気も多く見られた。生育期の高温により花芽分化が遅れ開花していない圃場も多かったが出品数は昨年より増加。作品の品質は高く、良質な花が集まったと話した。
松本農業農村支援センターの三宅明子主査は「9月から10月まで厳しい暑さが続き、生育状況が心配されたが高温の中でも適正に管理され、花の咲き具合や葉のボリューム感も有り品質の高いストックに仕上がっている」とコメントした。
8日から、同会場にて品評会に出品された作品の一般公開が行われ、栽培された色とりどりの切り花を披露した。
入賞者は次の通り。かっこ内は地区名(敬称略)
▽優秀賞=望月和美(穂高)▽金賞=海川 信義(穂高)