第11回信州伊那新そばまつり 新そばに親も子どもも舌鼓

JA上伊那
おいしいと言いながら食べる子ども
おいしいと言いながら食べる子ども

信州伊那新そばまつり実行委員会は10月26日と27日の2日間、伊那市のはびろ農業公園みはらしファームで第11回信州伊那新そばまつりを開いた。地元産のそばを来場者に販売したほか、そば打ち体験や名人によるそば打ちが披露され、開場は多くの来場者でにぎわった。
2日間を通して販売されたそばは「プレミアムそば」と呼ばれている。「信濃1号」をさらにおいしいものにしようと、伊那市やJA上伊那、信州大学農学部などでプロジェクトチームを結成。うまみと香りのデータ化により、最適な栽培方法を5年間かけて研究してきた。今後は立証された栽培方法を地元の生産者に指導することで生産量を増やし、ブランドそばとして販売につなげていく予定。
当日は今年収穫された新そばを使った「せいろそば」、「かけそば」、そばつゆに焼き味噌を溶き、辛味大根の絞り汁とネギを入れた同市の名物「行者そば(高遠そば)」の3種類を販売。来場者は好きなそばを食べたり、複数を食べ比べたりしながら新そばの味を楽しんだ。
また、そば打ち披露では信州伊那そば打ち名人の会に所属する名人が腕前を披露。名人が打ったそばは来場者に抽選で振る舞われた。
愛知県から来場し、抽選に当たった家族は名人のそばを食べ「こんなに味を感じられるそばは初めて食べた。打ちたて独特の食感でとてもおいしい」と舌鼓を打って食した。

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