原村のJA信州諏訪原村支所は11月5日、リニューアルオープンした。7月から4カ月間にわたって内装や備品などを改修し、白を基調とした明るい雰囲気の店舗が完成。組合員と地域住民の拠り所として新たな一歩を踏み出した。
同支所は1994年に現在の場所に移転新築し、近年では建物や備品の経年劣化に課題があった。また、3月末の営業所金融窓口業務終了に伴い、村内唯一のJA支所となったことを受け、来店客の満足度向上に向けて改修に着手した。
リニューアル後の店舗は、旧事務所1階の応接室と休憩室部分を業務フロアに改修し、事務作業効率を図れるスペースを確保した。また新たにローカウンター5カ所、プライバシー保護に配慮した個室の相談コーナー2室を設置した。
開店前のリニューアルオープンセレモニーにはJA関係者、施工業者など21人が出席。代表者によるテープカットを行い、門出を祝った。また、この日から来店した先着150人にトイレットペーパー4ロールセットを手渡した。
小平淳組合長は「管内の農業生産をリードする原村で、組合員・地域住民の拠り所となる支所が無事リニューアルできた。職員は皆さんの期待に応えられるよう親切・丁寧な対応で頑張ってほしい」と挨拶した。