JA信州諏訪が主催するJAファームカレッジ「盆栽菊教室」は10月29日から11月10日、茅野市のJAファーム茅野店で作品展示会を開いている。受講生13人が制作した盆栽菊など、1年間の集大成となる作品約50点が並ぶ。今年は天候の影響で菊の開花が遅いため、展示会終盤まで咲き誇り、長く楽しめそうだ。
同カレッジは毎年、月1~2回(年間計10回)開いている。講師は北杜市の進藤三郎さんが務めている。
受講生は今年3月から、石の上を伝う長い根をみせる盆栽「根上がり」や、枯れ木や流木に小菊を植え込む盆栽菊「木付け」など、思い思いに制作を始めた。
展示初日の29日は、同店入口スペースに展示棚を設置。受講生皆で1つ1つの作品の置き場所を相談して決めた後、作品名や氏名を記した出展表を添えた。
受講生で岡谷市の濱口ひろ子さん(72)は「10年以上参加しており、仲間との作品づくりがとても楽しい。今年は開花が遅いものの、2週間ほど飾ってもらえるのでその間きれいに咲いていてもらいたい」と話した。