ヤマゴボウ目揃会 出荷にむけて規格を確認

JA松本ハイランド
見本のヤマゴボウを手に取り出荷規格を確認する生産者
見本のヤマゴボウを手に取り出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランド根菜部会は10月23日、ヤマゴボウ出荷目揃会を山形支所で開催し7人が出席した。ヤマゴボウは実需者からのニーズも高いことから、近年は高単価での取引が続いている。
目揃会では、同JAの販売担当が販売情勢を報告。本年も全国的に、生産量が少なく高単価が期待できることから積極的なJAへの出荷を呼びかけた。また、担当指導係がサンプルのヤマゴボウを使いながら、出荷規格について説明。芯が空洞になった物や、割れなどに注意しながら、丁寧な荷造りをすすめていくことを確認した。
その後、ヤマゴボウの種について、採種生産者が減っていることから種子の確保が難しいことを伝えた。これらを踏まえ、部会として生産の維持を図るため、種子の作場確保や、各自で採種していくことが可能か、様々な方法を探りながら生産の維持拡大を図っていくことも確認した。
参加者は「ヤマゴボウは、独特の風味とカリっとした食感があり漬物や煮つけなど幅広い食べ方がある。消費者のみなさんにぜひ手に取って食べてもらいたい」と願いを込めた。

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