JA佐久浅間花き専門委員会アルストロメリア専門部は10月18日、佐久穂町のJA佐久穂支所で品種説明会を開いた。
説明会には、種苗会社4社の担当者やJA関係者、部会員ら20人が参加し、次年度作付けの品種について協議。各種苗会社の担当者が2024年度の業界動向を振り返り、次年度の新品種や近年の暑さに耐性がある品種など約50種の特徴を説明した。部会員は、各品種の現物を手に取り、つぼみの大きさや太さ、色合いなどを確認。地域環境に合った優良品種を選別し、次年度の作付けに向け情報交換した。
JA全農長野の川上直美係は「地域の特性と需要に合わせた品種や生産性を考慮し、消費者のニーズに適切に対応していこう」と呼び掛けた。
同部会の部会員は8人で、約30品種を栽培。関東方面を中心に出荷している。