JAみなみ信州は3日、飯田市鼎の同JA本所で「窓口応対研修会ロールプレイング編」を開催した。窓口での応対技術の向上を目的に行った外部講師による座学研修を受講した支所金融窓口担当者から講師により選抜された8人が出場。最優秀賞に下条支所総務信用課の中島のぞみさんが選ばれた。
出場者は定期貯金が満期となり訪れた来店者に、JAカードや投資信託、年金受取口座の開設など顧客のニーズに合わせた提案をした。
中島さんは「上司や先輩方に忙しい中練習に付き合ってもらい結果を残すことができうれしい。研修の成果を窓口業務で生かせるよう意識を高く持ち、笑顔で丁寧な接客を心がけたい」と話した。
同研修会は、令和6年度窓口担当者育成方針に基づき、内部に限定されない新鮮な応対技術の習得を図るため外部講師を招き実施。「基礎編」「ステップアップ編」「マネジメント編」の3講座を計4日間の日程で行い、受講者の習熟度の検証と技術の共有を目的にロールプレイング編を開催。出場者はあらかじめ設定されたセールステーマに基づいた提案を行い、14人の審査員が「身だしなみ」「ニーズに合った提案」など5つの採点項目で審査を行った。上位3人が表彰され、審査委員長を務めた小沢昭弘常務から表彰状を受け取った。