JA信州諏訪女性部スコップ三味線グループは10月23日、富士見町の諏訪養護学校で初めて演奏を披露した。同校のステージイベント「ひるすわ」の一環で、メンバー9人が参加。曲に合わせ、栓抜きでスコップを軽快に打ち鳴らした。
同イベントは「子どもたちや教職員が地域の人に接する機会をつくり、今後の生活・授業に繋げてほしい」という思いで企画し、毎週水曜日の昼休みに開いている。コロナ収束を受け再開し、今回で3回目。同JAグループは依頼を受けて初めて訪問した。
メンバーはこの日、揃いの法被に身を包み「浪花節だよ人生は」「瀬戸の花嫁」を演奏。さらに、新曲として「勇気100%」を披露した。小・中・高校生、教員など約40人が集まって、手拍子をしたり一緒に歌ったりして楽しいひと時を過ごした。
グループ代表の伊藤穂峰さんは「子どもたちにスコップ三味線を披露するのは初めてで緊張したが、一生懸命に聞いてくれて心が温かくなった。『また来てね』と言ってもらえたことがとても嬉しかった」と話した。