JA資材店舗CS甲子園2024で初受賞 組合員目線の陳列評価

JAあづみ
初めてラウンドアップ賞を受賞
初めてラウンドアップ賞を受賞

JAあづみが運営するJAファームみどりの店(=安曇野市堀金)は11日、JA全農主催の「JA資材店舗CS甲子園2024」でラウンドアップ賞(大型陳列部門)を初受賞した。優勝、準優勝に次ぐ賞。組合員目線に立ったJAらしさ溢れる店舗づくりが評価された。
同大会は、全国のJA資材店舗を対象に店舗のディスプレイ技術を競うもので、売り場づくりや店舗づくりによる組合員満足度向上と競合店との差別化、JAグループ内のネットワークづくりを目的に毎年開かれている。
JA全農耕種資材部によると2024年は全国43府県131JA526店舗から応募があり、94店舗の作品が受賞したという。応募対象店舗は、営農用肥料や農薬、資材などを取扱い、組合員との接点となる店舗。陳列幅1.5m以上を大型陳列部門、それ未満を簡易陳列部門とし、審査は応募用紙とディスプレイ写真を送付する書類審査方式で行われた。
みどりの店は農薬、肥料、資材の対象品目の中から「農薬」を選びエントリー。購買意欲を高めるため手書きのPOPや農薬効果が一目でわかる写真を活用するなど利用者目線の陳列を心掛けたことが受賞に繋がった。ディスプレイは店舗入口付近に陳列し、掲載期間は、同商品のほか関連商品の売上に繋がるなど相乗効果も出ている。
同店の布山政利センター長代理は「店舗スタッフとともに作り上げたものがこのような形で評価され嬉しい。今後も利用者の皆さんが分かりやすく、手に取りやすい陳列を心がけたい」と話した。

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