花卉園芸品評会

JA長野八ヶ岳
特賞の輪菊「三宝」
特賞の輪菊「三宝」

9月(下旬)24日、小海町・北相木村・南相木村花卉振興協議会による第55回花卉園芸品評会が小海町の北牧楽集館で開催され、JA長野八ヶ岳管内の花卉生産農家から51点(輪菊23点、スプレー菊19点、スターチス8点、ヒメヒマワリ1点)の作品が出展、市場性を考慮し花と草姿のバランス、病害虫の有無などを基準に審査された。特賞である佐久地域振興局長賞および品評会長杯には渡辺秀正さん(北相木村)の輪菊「三宝」が、一等のJA長野八ヶ岳組合長賞には、岡部恵さん(小海町)のスプレー菊「パルフェ」がそれぞれ選ばれ表彰された。
品評会長を務めた小海町の黒澤弘町長は「酷暑の中、大変な苦労があった。花卉生産はこの地域のひとつの文化である。甲乙つけがたい力作ばかりで品評会を励みに良い花を作っていってほしい」と話した。
審査長の佐久農業農村支援センター所長 白石順一氏は「作りづらい年だったが品質に優れたものが多く、生産者をはじめとする努力の賜物が揃った。上位入賞した出品物は開花が揃い、花、花首、茎葉のバランスが良く商品性の高さが感じられる品物で素晴らしい出来栄えでした」と講評を述べた。

MENU