JA松本ハイランド青年部島立支部は地域の産業である農業に興味を持ってもらい、食の大切さを伝えることを目的として保育園の園児たちを対象に食育活動を行っている。
10月9日には、松本市にある島立中央保育園と堀米保育園に同地区管内で採れた新鮮な農産物を寄贈した。堀米保育園では年長児18人がホールに集まり、贈呈式を開催。部員が朝採れキュウリと今年の新米を園児の代表者4人に手渡した。農産物を受け取った園児は「キュウリ大好き!ありがとうございます」と笑顔を見せた。その後、園児から当日のために練習した花笠音頭を披露しホールに元気な声が響き渡った。
同支部の横内一志支部長は「今年も暑い日が続き農作業には大変な気候となった。太陽をいっぱいに浴びた農産物を食べて元気に過ごしてほしい」と願いを込めた。同園の中野美和園長は「全国でも有名な島立地区のキュウリをたくさんいただいてありがたい。園児たちに食べ物の大切さや地産地消を学んでもらえればうれしい」と期待を込めた。