中生種りんご色づき始める シナノゴールド目揃会

JA松本ハイランド
見本を見ながら出荷規格を確認する生産者
見本を見ながら出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランドりんご部会は10月4日、管内2カ所の会場でりんご「シナノゴールド」の出荷規格目揃会を開いた。松本市の果実共選所には部会員約60人が出席し、出荷最盛期にむけて出荷規格や荷造りの注意点を確認した。
目揃会では営農指導員が規格ごとに分けた見本や参考写真を示しながら大きさや着色など全12項目のポイントを説明。9月下旬まで気温が高く、昼夜の寒暖差が少なかったため着色が例年よりも遅れていることから、シナノゴールドより前に旬を迎えるシナノスイートを先に出荷し、1週間ほど時期を待ってからシナノゴールドの出荷に取り掛かるよう伝えた。りんごは樹に残っている実の数が減るとその分着色がすすむことを伝え、少しでも規格に合うりんごがあれば出荷するよう呼びかけた。また、連日大雨が続いていることから、実割れや炭そ病などの雨による病害への注意を促した。
今年は9日より選果がスタートし、11月上旬まで地元量販店や東京、大阪、九州などへ出荷する。予定数量はシナノゴールドで18,400ケース(1ケース10kg)りんご全体で414,170ケースを計画する。

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