助けあいの気持ちを被災地へ 復興支援定期貯金「夢・ささえあい」寄贈

JA松本ハイランド
義援金を手渡す田中組合長(左)(11日、長野県松本市にて)
義援金を手渡す田中組合長(左)(11日、長野県松本市にて)

JA松本ハイランドは、令和6年1月1日に発生した能登半島地震の復興支援を目的に同JA独自の定期貯金「夢・ささえ愛」を6月3日から8月30日までの3カ月間販売してきた。同商品は預入額や期間などの一定の条件によって金利を上乗せし、取扱期間終了後、預入総額の0.01%をJAが拠出し義援金として届けるものだ。
10月11日、同JA田中均組合長が松本市役所を訪れ、行政管理課・平和推進課の松本志保課長に総預入額の0.01%にあたる24万4252円を手渡した。義援金は同市から日本赤十字社を通じて被災地へ届けられる。
同JAの田中組合長は「今日持参した義援金は組合員・利用者のあたたかい気持ちが込められている。震災に加えて豪雨の被害もあり被災者の不安は計り知れないがこの義援金が少しでも復興に役立てばうれしい」と期待を込めた。同市の松本課長は「被災地を思う気持ちを形にしていただいたことに感謝している。お預かりした義援金を被災地へすみやかに届けたい」と話した。
同JAでは地震の被害が残る能登半島において令和6年9月21日から23日にかけて記録的な豪雨が発生したことを受け、被災地支援を目的に同JA独自の定期貯金「能登豪雨災害義援定期貯金 夢・ささえあい」の販売を10月1日から開始した。同商品は被災地にむけ迅速に義援金をとどけるため10月1日から10月31日までの1ヶ月間限定で取り扱う。問い合わせ=JA松本ハイランド貯金課 0263-28-3063(平日9時00分~17時30分)

MENU