JA松本ハイランド朝日支所は10月10日、「夢あわせ農園」であさひ保育園の年中・年長園児61人と、サツマイモの収穫体験を行った。本年度も6月に園児たちと一緒に定植を行い、今年で3年目の開催となる。
JA職員が紙芝居を使用しながら、おいしいサツマイモを当てるクイズの出題や、保存方法を伝えるなど、園児が興味を持つよう工夫した。また収穫のコツを説明してから、同支所女性部のメンバーやJA役職員と共に作業を進めた。
同JA営農生活課の廣部幹也相談員は「この活動を通して園児たちが地元の農業に触れる良いきっかけになったら嬉しい。将来、農業に携わる子どもたちが増えてほしい」と期待を込めた。同園の唐澤佳代先生は「園児たちは今日を心待ちにしていた。土に触れることや収穫することの楽しさを体験し、農業に興味をもつ機会になれば良いと思う」と話した。
園児たちは1人1本自宅にサツマイモを持ち帰り、残りのサツマイモは今後、同支所で焼き芋にして保育園に届ける予定だ。