シナノパール出荷始まる

JA佐久浅間
出荷規格を確認する生産者ら
出荷規格を確認する生産者ら

佐久市農業農村支援センターとJA佐久浅間は9月18日、佐久市のさく総合集荷所で「シナノパール」適期収穫講習会を開いた。生産者やJA関係者ら21人が参加した。
同JAでは2019年から果樹重点品目に位置付け、果樹農家の協力を得て、試験栽培を開始。21年に「3カ年プラス2カ年計画」のリーディングプロジェクトとしてシナノパール研究会を設置し、安定生産に向けて取り組んでいる。
講習会では、同センターの内田飛鳥技師が適期収穫について果実の品質や収穫の目安について説明。「収穫の目安は満開後155日頃。地色が緑色から黄色へ変化し果面にリング状のヒビを目安に収穫してほしい」と説明した。
講習会の終了後には目揃え会を開き、規格や荷造り方法を確認。指導する営農経済部野菜園芸課の宮澤武志課長代理は「印象が大事。糖度や重量、熟度がしっかりしたものを出荷する事で佐久浅間のイメージが良くなる。しっかり選別したものを出荷してほしい」と話した。

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