雪国飯山でも“青パパイヤ”を栽培

JAながの
青パパイヤを手にする湯本組合長
青パパイヤを手にする湯本組合長

JAながの管内の飯山市瑞穂地区 みずほ営農組合で、「青パパイヤ」を栽培している。本来パパイヤは熱帯地方で栽培が盛んなトロピカルフルーツだが、雪国飯山で令和4年から栽培を始めた。「青パパイヤは野菜です 酵素たっぷり 野菜の王様 万能野菜」と説明文をつけ、道の駅千曲川で販売している。
パパイヤを栽培したきっかけは、コロナ禍で青パパイヤの酵素が話題になったことや荒廃地対策として鳥獣害や病気の影響が少なく、管理も草刈り程度で手がかからず、温暖化によって豪雪地でも栽培が可能であったこと等がある。調理法はサラダ、炒め物、煮物、揚げ物、漬け物などのほか、クセがないためコンポートやジャムでも可。
組合長の湯本正行さんは「この地域ではパパイヤは馴染みがないが、いろいろな料理で活用できる万能野菜なので、ぜひ食べていただきたい」と話した。同道の駅で、10月下旬頃まで販売している。

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