初めての稲刈り、はぜかけ体験

JAながの
稲刈りをする児童ら
稲刈りをする児童ら

JAながの長野平支所と長野平南支所、女性部長野平支部は10月3日、長野市北長池の水田で「ちゃぐりんスクールin長野平」を開いた。長野市立朝陽小学校5年生93人が参加し、稲刈り体験をした。お米の栽培体験を通して、次世代を担う小学生に農業の大切さや大変さ、食の大切さを伝えることを目的として2011年から毎年行っている。
6月に開いた同スクールでは児童らで田植えをし、これまで苗の生育過程を観察してきて、収穫期を迎えた。今回初めて稲刈りをする児童も多く、営農技術員から刈り方の説明を受けた。JA職員と女性部員のサポートを受けながら、鎌でコシヒカリの稲を刈ってはぜかけを行い、米づくりの工程を学んだ。
児童は「慣れてきたら上手に刈れたよ」と嬉しそうに話し、「今年作った品種は何ですか」「この田んぼでの収穫量は何㎏くらいですか」「刈り取りからどれくらいで食べられるようになんですか」などと活発的に質問を交わした。
今後は収穫祭を開き、収穫した米を試食する予定で、小学校と女性部が一緒に調理する機会も作っていけたらと考えている。

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