中生リンゴのメイン品種 「シナノスイート」出荷開始

JAみなみ信州
出荷が始まったシナノスイート
出荷が始まったシナノスイート

JAみなみ信州は4日、松川町の同JA松川インター選果場でリンゴ「シナノスイート」の出荷を始めた。同JAリンゴの中でもサンつがる、サンふじに次いで3番目に取扱い量が多い中生リンゴのメイン品種。昨年より4日遅いスタートとなったこの日は、松川町・高森町・豊丘村・喬木村・飯田市内から集まった246コンテナ、およそ3.6トン(1コンテナ15kg)を選果し中京方面の市場へ出荷した。
今年は高温により着色が若干遅れているものの、雨が少なかったことから糖度が高く食味が良い仕上がり。同JA営農部によると今年の出荷を24,000ケース(1箱10kg、前年比83.7%)と見込み、中京と関西をメインに、関東や九州方面の市場へ出荷していく。10月中旬に出荷ピークを迎え、11月上旬までの出荷を予定している。
同JA営農部果実柿課りんごチーフの今井悠哉技術員は「いよいよ中生りんごがスタートした。今年も甘くおいしいりんごに仕上がっているので多くの方に食べていただき秋を感じてもらいたい」と話した。
このあと10月中旬からシナノゴールド、10月下旬からぐんま名月、11月上旬から主力のサンふじへとりんごリレーが続く。

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