武蔵野市の中学生が八坂で交流学習/お互いの地域を知り、理解を深める

JA大北
プレゼンする武蔵野五中の生徒たち
プレゼンする武蔵野五中の生徒たち

JA大北は、9月9日から9月28日まで、東京都武蔵野市の市立中学校3校の1年生を対象に「セカンドスクール」の受け入れを実施。セカンドスクールは、武蔵野市独自の取り組みで、自然豊かな農山漁村に長期宿泊を行う教育活動。普段の学校生活(ファーストスクール)では体験できない学習活動を授業の一部として、1995年より29年間続けられている。
武蔵野市立第五中学校の1年生80人が、9月9日から9月15日まで大町市と白馬村を訪れた。初日は、大町市立八坂小中学校せせらぎ校舎の体育館で、八坂小中後期課程の7年生から9年生までの17人と「お互いの地域を知る」「プレゼン力(アドリブ力)向上」「新たな課題設定のための共有」を目的に発表を行った。発表は全6ブースに分かれ、テーマは食、農業、地域プロモーションなど多岐にわたる。生徒たちは、ポスターやスクリーン、パソコンを使って発表を行い、互いの地域について学び、理解を深め合った。
第五中学校の石井秀明君は、「プレゼンでは間を取ることも大切だが、展開をスムーズにし、興味や関心を惹きつけることも必要だと勉強になった」と感想を述べた。他の生徒たちも「地域の特色を知ることで、より深い理解が得られた」と述べている。交流学習を通じて、生徒たちは新たな視点を得ることができ、今後の学習に役立てることが期待される。
同JA観光課では、9月から11月までに武蔵野市を含めて首都圏から中学校5校、約1,480人の受け入れを予定している。これにより、地域の魅力を広く伝えるとともに、都市部の生徒たちに貴重な体験を提供することを目指している。

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