JA佐久浅間は、職員一人一人の能力を向上、開発し、地域に必要とされるJA職員を育成することを目的に、中核人材育成研修会を毎年開いている。
今年は各部署の20代、30代の職員10人が参加。JA長野中央会から講師を招き、9月から来年2月まで月1回、全6回の日程で開く。
最終講義では研修成果を修了レポートにまとめ、常勤役員らにプレゼンテーションを予定している。
9月18日、佐久市のJA本所で第1回の講義を開いた。髙栁利道組合長は「協同組合をしっかりと理解し、問題解決のために自ら行動できる職員になってほしい。最終講義では、未来を見据えたレポートの発表に期待している」とあいさつした。
研修では、JA長野中央会JA支援部教育研修センター職員が、チームビルディング(組織づくり)と論理的思考法について講義した。
企画総務部企画総務課の小林春輝さんは「研修で思考方法やマーケティングなどを学びスキルを高め、環境の変化に対応し自ら行動できる職員を目指したい」と意気込んでいる。
JAでは、中期計画の「JA佐久浅間長期ビジョン第二次3カ年プラス2カ年計画」に研修会の実施具体策や数値目標、行動計画を盛り込むなど、人材育成の取り組みに力をいれている。