JA松本ハイランドは、令和6年9月21日から23日にかけて能登半島で記録的な豪雨が発生したことを受け、被災地支援を目的に同JA独自の定期貯金「能登豪雨災害義援定期貯金 夢・ささえあい」の販売を10月1日から開始した。同商品は預入額や期間などの一定の条件によって金利を上乗せし、取扱期間終了後、預入総額の0.01%をJAが拠出して日本赤十字社を通じ被災地へ義援金として届けるものだ。
同JAではこれまでも令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地支援にむけて取り組みを行ってきた。地震発生から9カ月が経ち復興を目指している中で、今回の豪雨の被害があったことをうけ緊急で同商品を企画した。地域をあげて被災地を支援するとともに、現状を組合員や地域住民に伝えることで災害を風化させないことが狙いだ。
JA松本ハイランド金融部貯金課の花村裕課長は「震災に加えて豪雨が被災地を襲ったことで被災者の不安は計り知れない。この商品を通じて少しでも被災地のみなさんが前をむいていける一助になればうれしい」と願いを込めた。
同商品は被災地にむけ迅速に義援金をとどけるため10月1日から10月31日までの1ヶ月間限定で取り扱う。問い合わせ=JA松本ハイランド貯金課 0263-28-3063(平日9時00分~17時30分)