職員が訓練で防災意識を向上

JAみなみ信州
消火器による消火訓練に取り組む職員
消火器による消火訓練に取り組む職員

JAみなみ信州は18日、同JA本所で同JA・飯田消防署・伊賀良消防署合同防災訓練を行い、本所構内の役職員、飯田消防署、伊賀良消防署職員らおよそ300人が参加した。通報を受け消防車やはしご車が出動し緊張感が高まる中、職員は避難や人員点呼、任務確認、消火器による消火訓練などを行い防災意識の向上を図った。
この日は火災を想定して、①避難・消防署への通報・人員点呼・任務確認の一連の流れ②本所建物3階より救助袋を使用した避難訓練③本所2階屋根からはしご車による救助訓練④消火器による消火訓練⑤はしご車による放水訓練を行った。救助袋による救助を体験した経済部燃料課の下沢剛課長補佐は「災害発生時に落ち着いて行動できるように普段から意識を高く持ち、器具の設置場所や操作方法を確認していくことが大切だと感じた」と話した。
同JAの寺沢寿男組合長は「自身の命を守ることが第一ではあるが、被害を最小限に抑え復興に向け地域のくらしを守ることもJAの使命。日頃から防災意識を高く持ち、地域の中でJAの役割を果たしていきたい」と話した。

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