秋の恒例「新米祭り」大盛況 「コシヒカリ」約5トン用意

JAあづみ
新米を買い求める来場者
新米を買い求める来場者

JAあづみは9月21日から3日間、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」で秋の恒例「新米祭り」を開いた。
安曇野産の新米「コシヒカリ」のほか、旬の果物や野菜、彼岸用の切り花などを特価で販売し、秋の味覚を買い求める来場者で賑わった。3日間のレジ通過者数は6274人、売上高は1567万円だった。
店頭入口の新米販売コーナーには収穫したばかり「コシヒカリ」の精米(=5・10・30キロ)と玄米をあわせて5トン用意。出荷会員15名の新米も並んだ。開店前には約60人の行列ができ、来場者は開店とともに好みの重さの米袋を次々と買い物カゴに入れていた。
ハイジの里では、1キロから玄米を買うことができる。精米機もあり、その場で精米ができる。期間中は精米代を無料にするサービスを行ったほか、新米の振舞いや店内商品を2000円以上購入した来場者には、総重量200キロの新米やフルーツギフトなどがその場で当たるくじ引きも実施した。
新米60キロとブドウを買った松本市の三井直利さん(63)は「新米を楽しみにしていた。炊き立てご飯と家族みんなで味わいたい」と笑顔で話した。

MENU