JA信州うえだ丸子地区事業部普及推進課は、9月12日、長野県厚生農業協同組合連合会鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院のかけゆ講堂で、資産運用・形成セミナー「今どきの『お金の育て方』の話」を開催した。主催は丸子地区事業部普及推進課で、後援には鹿教湯三才山リハビリテーションセンター労働組合が名を連ねた。
このセミナーには、鹿教湯病院職員20名が参加し、初開催となるこのイベントでは、農林中金全共連アセットマネジメント株式会社のシニア投信アドバイザー、吉澤清志氏を講師に迎えた。参加者は、資産形成や運用の必要性、NISA制度の概要、リスクとの付き合い方などについて、身近な具体例を交えながらわかりやすく説明を受けた。
物価上昇や老後の生活資金不足が問題視される中、資産形成の重要性や運用の考え方、コツについての「お金の話」が詳しく語られた。参加者からは、「漠然と老後のお金について心配していたが、今から準備をすることが大事だと分かった」「NISA制度を活用しなければもったいないと感じた」との感想が寄せられた。また、平日は仕事があるためJAに行くことが難しい中、病院講堂でのセミナー開催が好評を博した。
主催者は、「残念ながら今回参加できなかった方々には、次回の機会にぜひ参加してもらいたい」と述べ、今後も病院職員の資産運用・形成を考えるきっかけ作りとして、継続的な開催を計画している。