JA佐久浅間は秋野菜の本格出荷を前に、8月23日から9月13日にかけて、管内6カ所で荷造り規格査定会を開いた。JAでは冷涼な気候を生かして、ハクサイやレタス、キャベツ、ブロッコリーなどの高原野菜を生産。2024年度、販売目標116億円達成を目指す。
9日には佐久市のJA長者原予冷庫で、生産者や市場担当者、JA関係者ら約50人が出席し、秋作のハクサイやレタス、キャベツなどの規格や荷造りを確認。JA全農長野の担当者が秋野菜の販売情勢を報告した他、市場担当者が「今年の夏もとても暑かったが良い品質だった。今後も適期収穫を心掛け、シーズン最後まで気を抜かずに出荷してほしい」と激励した。
JA担当者が目ぞろえのポイントとして、出荷上の基本事項や量目、選別基準などを説明した。
同JAしらかば野菜部会の秋和博之部会長は「厳しい気象条件ではあるが、期待されている産地なので、部会員みんなで高品質な野菜を出荷したい」と話している。