JA信州諏訪野菜専門委員会パセリ専門部会は9月18日、JA原村育苗センターで種子採取用パセリ苗を鉢上げした。部会員4人とJA職員3人が参加。JA主力品目の一つ、パセリの優良種子を確保し、安定供給を目指す。
この日鉢上げした苗は8月21日に播種したもの。ばらまきしたトレーから健苗のみを選り分け、600個のポットに植え替えた。割りばしを使い1株1株丁寧に行い、約2時間作業した。
ポットは、同センターで職員が11月頃まで管理し、部会員に配布する。その後、来秋の種子採取まで各々の圃場で育成していく。今回鉢上げしたポット全体で10リットルの種子を確保することが目標。
同部会の清水哲也部会長は「良い種が採れるよう、栽培に励みたい」と話している。
事務局の営農部営農企画課専任指導係の仲井昇吾係長は「JA信州諏訪のパセリを毎年安定供給できるよう、種子の確保に努めたい」と話した。