JAながのは9月6日、長野ターミナル会館で、ライフアドバイザー職員107人を対象とした認知症サポーター講座を開いた。認知症に対する正しい知識とサポートスキルを持つことで、組合員との信頼関係を深め、認知症の方やその家族のニーズを理解し、適切な商品の提案力を強化することが目的だ。長野市保健福祉包括ケア推進課中部地域包括支援センターと連携し初めて開催した。
講座では看護師の柳澤和子氏が、認知症の基礎知識、コミュニケーション方法の他、日常生活での具体的な支援方法や対応策、サポーターの地域での役割などを説明した。
職員の一人は「日常においても大いに役立つと感じた、もっと理解を深めてこれからも組合員に寄り添いたい」と話した。同共済部の吉澤広道部長は「職員の知識向上や地域社会との連携を強化することで、JAと組合員、地域住民との関係が深まり、地域全体の発展に寄与していきたい」と述べた。
JAでは今後も社会貢献への意識向上に向けた取り組みを行う考えだ。