五平餅無償提供15周年 組合長母校で昼食会

JA上伊那
西村組合長(左奥)とともに五平餅を食べる児童
西村組合長(左奥)とともに五平餅を食べる児童

JA上伊那と郷土食「五平餅」を製造・販売する株式会社鈴平が小学1年生を対象に五平餅を無償提供する取り組みが今年で15周年を迎えた。15周年を記念して同JAの西村篝組合長の母校である伊那市の長谷中学校でセレモニーと昼食会が開かれ、関係者、小中学生が五平餅をおいしそうにほおばった。
同JAと同社との無償提供の取り組みは2010年から伊那市と駒ヶ根市を対象にスタート。12年からは上伊那全域に範囲を広げ、希望する小学校に届けている。今年は7市町村の30校1126人に提供済みで、これまで2万人を超える児童に提供してきた。
セレモニーと昼食会には西村組合長のほか、(株)鈴平の鈴木良典社長、長谷小学校1年生と6年生、長谷中学校の生徒など約50人が出席。小学生は「おいしい」、「五平餅大好き」と言い、口いっぱいにほおばり、郷土食を味わった。
セレモニーで西村組合長は「この地の栄養で育った農畜産物は何より安全な食べ物。地産地消を大切にしていただき、元気に大きくなってほしい」と期待した。

MENU