JA大北は9月8日、池田町農村広場で第9回JA大北杯争奪学童軟式野球大会を開催した。大北地域から4チーム、約90人の小学生が参加し、熱戦を繰り広げた。この大会は、JAの地域振興事業の一環として開催されており、スポーツを通じてチーム間の交流と地域とのつながりを深めることを目的としている。同町の池田少年野球保護者会が主管を務め、地域の協力のもとで実施された。
当日は強い日差しが降り注ぐ中、暑さに負けずに選手たちはチームメイトや家族からの声援を受けながら元気にプレー。好プレーが出るたびに、会場からは大きな拍手が送られた。
また、昼食には、地元食材を使った恒例のカレーライスがJAの職員によって振る舞われた。子どもたちは、大北産のコシヒカリや白馬SPF豚を使ったカレーと農協牛乳を美味しそうに食べていた。
優勝の栄冠を手にした大町ブルーフェニックスのピッチャー今溝楓人君(12)は、「決勝では途中からストライクが入らなくなったけど、チームの皆が支えてくれたおかげで優勝できて嬉しかった」と喜びを語った。この大会を通じて、JAと地域の絆がさらに深まり、子どもたちにとっても貴重な経験となった。
結果は次の通り。
優 勝=大町ブルーフェニックス
準優勝=池田少年野球
第3位=松川村少年野球愛好会
敢闘賞=白馬・小谷キッズ