辰野町へ米提供 上伊那の味になじんで

JA上伊那
米を提供した西村組合長(左から2人目)と受け取った武居町長(中央左)
米を提供した西村組合長(左から2人目)と受け取った武居町長(中央左)

JA上伊那と上伊那農政対策委員会は辰野町の「子どもの居場所づくり推進事業」を実施している団体に対してPB(プライベートブランド)商品「伊那華の米」190キロ(10キロ×19袋)を提供した。辰野町への提供は今年が初めて。8月27日、辰野町役場で贈呈式が行われ、JAの西村篝組合長から武居保男町長へ手渡された。
町では18歳以下の子どもたちが、家庭だけでなく地域においても様々なことを学んでいけるよう、子どもの居場所を設置し、子育てや生活・学習のサポートを行っていくことを目的とした同事業を実施。賛同する団体に事業を委託し、学習支援や食事の提供など地域の居場所を提供している。米の提供に関しては町が数量を取りまとめてJAに依頼した。
JAの西村篝組合長は「地産地消は大切なこと。上伊那の味に小さい時からなじんでもらえるよう役立ててほしい」とあいさつ。武居町長は「米を食べた子どもたちが心も体もますます元気になることを願っている」と期待した。また、団体を代表して「NPO法人 辰野自立生活支援の会あかり」の小林テル子理事長は「子どもたちにも上伊那の米のことを伝え、大切に食べていく」と話した。
JAと同委員会は2023年度にも伊那市の「子どもの未来応援事業」、箕輪町の「新型コロナ緊急生活支援ネットワーク」、南箕輪村の「南箕輪村すこやかフードバンク事業」へ提供した。

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