こめ油工場視察

JA信州うえだ
抽出方法の説明を受ける参加者
抽出方法の説明を受ける参加者

JA信州うえだ女性部は7月8日、埼玉県本庄市にある築野食品工業(株)関東工場を視察した。同部支会役員、同JA女性理事とJAくらしの活動相談員34人が参加し、こめ油の原油抽出を見学した。
エーコープマーク品への知識と理解を深めることが目的。同会社は「エーコープこめ油」を製造している。
初めに第二営業本部食用油脂2部の吉田晃二課長と岡本奈那子さんが、こめ油とその他の食用油との違いや、栄養成分などについて説明した。岡本さんは「こめ油は素材の味を引き立てる風味や油酔いのもととなる物質の発生が少なく、快適に調理できたり、繰り返し揚げ物につかえるのが特徴」などと話し、参加者は理解を深めた。
その後は、工場内を見学し、こめ油の原油を抽出する行程を見学した。抽出した後の脱脂ぬかは、家畜飼料としても利用される説明があり、参加者からはSDGsにつながる質問や意見が活発に出された。
参加者は「こめ油ができるまでの工程を見て、すごく手間がかかることを再実感した。大切に育てられた米を少しも無駄にせず、ぬかも活かした商品であり、SDGsの取り組みもすごかった」「こめ油が色々なお菓子などの食品に使われていて、とても勉強になった。みんなにも使ってもらえるようにPRしていきたい」と話した。

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