カクイチ&JA農業機械合同展示会 「農機+倉庫」展示で作業場設置のイメージ明確に

JA信州諏訪
ラジコン草刈り機の実演
ラジコン草刈り機の実演

JA信州諏訪は、倉庫・車庫など建設販売のカクイチA-SITE(エー・サイト)諏訪インターと連携して8月23・24日、「カクイチ&JA農業機械合同展示会」を茅野市のカクイチショールームで開いた。秋の収穫期に向けて最新の機械各種を展示販売し、倉庫・車庫も特別価格で紹介。農機の実演会も同時開催し、多くの組合員・地域住民が会場を訪れた。
この展示会は「農業用倉庫に農機が格納されている様子を見て、作業場へ設置するイメージづくりの機会を作ると共に展示会の限定商品の提供でコスト削減をしてほしい」という思いで企画した。昨年に続き2回目の実施。
2日間でトラクター、コンバイン、管理機、ラジコン草刈り機など約60台、倉庫・車庫6棟を展示した。JA職員や同社社員、農機メーカー8社の担当者が来場者の要望を聴き取り、ニーズに合った商品を案内した。
23日、会場近くのほ場で開いた農機実演会には、来場者とJA職員ら約30人が参加。まず、ラジコン草刈り機を取り扱う6社の担当者が商品の特徴やおすすめポイントを説明した後、実演した。参加者は操作の仕方や性能の違いを確認していた。トラクターモアや歩行管理機の実演もあった。
諏訪市の男性(71)は「いろんなメーカーの商品を比較検討できて良かった」と話していた。
JAの清水浩明基幹農業機械センター長は「最新機器の紹介を通して、物価高騰で生産コストは上昇しているが、JAは通常より安い価格で提供できる共同購入コンバインやトラクター、県域推奨型式のラインナップをご利用いただき、生産コストの抑制や作業の軽減をご支援できれば」と話している。

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