JAみなみ信州女性部喬木支部は7月31日、喬木村の同村福祉センターで夏休み親子料理教室を開いた。同支部では、地域の農業の魅力や食の大切さを伝えようと同料理教室を2015年から続けている。家族で楽しむ夏休みの思い出にしてほしいと毎年この時期に開催し、申し込みがあった9組23人の家族と同支部役員3人、エプロンサポーター2人、同JA役職員3人が参加した。
この日は地産地消にこだわり、フレッシュミズ「spica(スピカ)」が地元の園児や小学生と一緒に栽培する小麦からつくった小麦粉など地元産食材を豊富に使い「皮から作ろう!手づくりギョウザ」「とうもろこしごはん」「手作りみそ汁のもと みそ玉」「くるくるキュウリ」「こどもビール」の5品を調理した。参加者は3グループに分かれ、支部役員のサポートを受けながら調理を進めた。子どもたちは慣れないながらも一生懸命にギョウザの皮を伸ばしたり、餡を皮に包んだりと調理を楽しみ5品を完成させた。
参加した市瀬圭さん(11)は「ギョウザを皮からつくれて楽しかった。どの料理もおいしく、家でもつくってみたい」と話した。母の由紀子さんは「初めて参加したが子どもと楽しく料理ができて良い経験になった。地元の食材がふんだんで大満足」と話した。
同JAの松島由利子理事は「地元のおいしい野菜やくだものを楽しく調理することで家庭でも地産地消や食について考えるきっかけになったらうれしい。これからも子どもたちへ食の大切さを伝え続けていきたい」と話した。
調理後はちゃぐりん2024年8月号を使用した「ちゃぐりんクイズ」を出題し、参加者らは楽しく学びを深めた。