JAあづみ有明出張所と穂高地域営農センターは9日、安曇野市穂高有明の同営農センター構内で毎年恒例「第12回有明地区夏祭り」を開催した。旬の農産物販売や安曇野産農産物などが当たる大抽選会のほか、夜店を開くなど幅広い世代の来場者で賑わった。
組合員や地域住民との交流を目的に2012年から始まり12回目。総代やJA青壮年部、女性部、JA職員約50人が揃いのポロシャツや法被を着て、来場者約550人を出迎えた。
会場では、トウモロコシやキュウリ、桃などの旬の農産物を販売したほか、ぬかくど米の振舞い、スーパーボールすくいやくじ引きなどの夜店が人気を集めていた。会場中央のステージでは、地域住民らでつくる「童謡唱歌こだまの会」による合唱やJA女性部シャベラーズ26のスコップ三味線演奏などが披露され、祭りを盛り上げた。大抽選会ではJA特産のリンゴや夏秋いちごなど計78個の景品が用意され、当選者は大喜びで景品を受け取った。
中村茂實総代会長は「JAをより身近に感じてもらえるようなイベントを実施できた。夏の思い出のひとつになれば嬉しい」と話した。