JA上伊那伊那支所は顧客満足度(CS)向上を目指す取り組みの一環として8月5日、旧暦の七夕に合わせて浴衣や甚平で来所者を出迎えた。また、支所には管内の伊那西小学校の児童や教員の願い事が書かれた天の川なども飾られ、来所者を楽しませた。
同支所は「組合員及び地域利用者に満足してご利用いただくにはどうしたらよいか」をテーマとしたCS活動を定期的に実施。支所に訪れたくなるような催しを計画している。
浴衣営業は4年目の取り組みで、毎年1日限定で開催。窓口担当者を中心に約10人が浴衣や甚平に身を包み対応している。来所者からは好評で、普段とは違う装いに最初は驚きつつも「季節感があっていいね」などと声を掛けてもらっている。
天の川は、願い事が書かれた折り紙を職員が天の川に見立ててパーテーションに飾り付けたもの。願い事は同小学校に同支所から依頼し、星形に切った折り紙に全校児童約70人が「習字のコンクールで金賞がとれますように」や「野球選手になれますように」などと願い事を書いた。また「クラス全員が立派に卒業できますように」など、教員からの願い事が書かれた折り紙もあった。
同支所の平嶋真金融課長は「来所者に『涼』を提供するとともに、JAを身近に感じてほしい」と期待した。
天の川は8月16日まで展示された。